お尻の出来ものが痛い!!しこりの対処法
エステティシャンをしていると様々な体の悩みについて聞かれるのですが、たまに【お尻の出来ものが痛くて、このしこりの対処法】を教えて下さいと言われます。
ニキビとかなら分かりますが、それとは明らかに違い、私もそれほど詳しくなかったので色々と調べてみました。
お尻にボコッとできる、しこりの原因はニキビに似ていますが、ほとんどが粉瘤(ふんりゅう)と呼ばれる出来ものです。
皮膚の下にできる良性の腫瘍で、皮膚の下に袋を作りそこに、皮膚から落ちるはずの垢や皮脂などを溜め込み膨れ上がってしまうのです。
原因としては、毛穴の奥の毛包が炎症を起こし、表皮と同じ構造の袋ができます。
私も、小さい粉瘤が足にあるんですが、これは切り傷から炎症してできてしまったものです。
スポンサーリンク自然になくなるわけでもないので、今は小さく硬くなっています。
たまに、気になって無理やりつぶしてみるんですが、油のような白い液体が出てきて、また元の状態にボコッと膨れてしまいます。
良性の腫瘍ですし、悪化する可能性はほとんどなく、私の場合は小さく目立たない場所にあるため、今まで放置していましたが、今回くわしく調べてみて稀に炎症してしこりが大きくなる可能性もあることを知りました。
大きくなると傷跡のリスクも高まるので小さいうちに早めの対処が推奨されているそうです。
もしお尻にしこりができてしまったときは、病院に行くのが恥ずかしいと思いますが、一生そのしこりと付き合っていくよりは、皮膚科で日帰り手術を行ってくれるところもあるみたいですので、早めに病院に行くほうがいいでしょう。
お尻は意外とデリケートですし、普段から私たちの生活の中で【座る】という動作はお尻にかなりの負担をかけています。
つねに清潔に保つことはもちろんですが、乾燥しないように保湿したり、座りすぎないように生活習慣を見直すことも大切でしょう。
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