空腹時のげっぷについて
私はこれまで、無理なく断食をしてダイエット効果の高い方法をお伝えしてきました。
しかしながら、断食中でお腹が空いているにも関わらず、睡眠不足やストレス、生理痛や便秘、季節の変わり目などで体調を崩すと空腹時なのにげっぷが出る事もあります。
今回は断食とげっぷ、それから食事のとり方にについて書いていこうと思います。
空腹時の胃痛やげっぷは、胃酸の出過ぎが原因で、胃の壁を自分で傷つけてしまうために起こります。この時のげっぷは、炭酸飲料や食事などで空気を胃の中に取り込むことで起こるげっぷとは違い、消化液が原因のガスなので臭いがあります。
または、胃に穴が空いている可能性も考えられます。
胃はもともと丈夫な器官ではありますが、繊細な器官でもあるのでご自身の精神状態にも大きく左右されます。
ですから、私がお伝えしている断食方法でストレスを感じているようでしたら一度、断食を辞める決断をしてください。
それと、食事のとり方について考えてみようと思います。
人間は、食べ物がいくらあっても食べ続けることができません。それは、お腹がいっぱいになってしまうからです。
お腹がいっぱいになったと感じるのは【満腹ホルモン】が分泌されることで脳に働きかけています。
ですから、よくテレビで【大食い選手権】を見ますが、ああいう人達は満腹ホルモンの分泌が遅い人達なんです。
【満腹ホルモン】が出なければいつまでたっても、お腹いっぱいになりませんから。
つまり、満腹ホルモンが正常に働かないと、カロリーの過剰摂取を起こし、内臓脂肪が溜まり肥満になってしまいます。
ここがポイントなんですが、太らない食事のとり方として、【食事は30分以上かけて食べる!】ということです。
その理由は、満腹ホルモンが分泌されるまでに約30分はかかるからです。
私も少し前までは、かなりの早食いでした。
一見、周りの友達からは【よく食べる人】と思われていましたが、それは満腹ホルモンが分泌される前に食べ物を飲み込んでいたからなんです。
そして結果、太りました。
しかし、今では、ゆっくり食べる事を心がけ、以前よりも量を食べなくてもお腹が満たされるようになりました。
誰もが小さい頃に言われたと思います。
【ゆっくりよく噛んで食べなさいと】
ようやく、その意味が分かってきました。